ピーチライナー車両を個人で保存、愛環社員が桃花台線の遺志を継ぐ。

 初めは「個人での保存なんてむちゃ」と思っていた服部さんも、引き取り手がなければ20台ある全車両がスクラップになる運命と聞き、自分で保存する覚悟を決めた。十数万円程度の格安の値段で譲ってもらえる見通しになった。
 25日に引き渡しを受け、自宅近くに土地を借りて保存する予定。希望があれば公開することも考えたいという服部さんは「桃花台線の利用者らに喜んでもらえたら。個人保管だから限界があるが、ライトがつくようにしたり警笛が鳴るようにしたい」と話している。